これから、私自身が実践して効果があった方法や大切だった事柄を
「原因の分からない身体の痛みから楽になる方法」シリーズとしてご紹介したいと思います。
~自分の痛みを肯定する~
身体の痛みがあることは、とても辛いことですね。
どこも痛くないって、どんな感じなんだろう・・・よくそう思ったものです。
きっと、今この文章を読んでくださっているあなたも、そんな風に想像したことがあるかもしれません。
原因の分からない身体の痛みから楽になる方法の1つ目は『自分の痛みを肯定する』です。
そんなこと?と思われるでしょうか。肯定も何も、痛いものは痛い!!ですよね・・・。
でも、実はこれ、とても大切なことなのです。
原因不明の痛みに悩んでいる人は、どのくらい居るのでしょうか?
なんと日本人の80%は何らかの慢性痛を抱えていると言われています。
「線維筋痛症」患者だけでも、推定200万人。
日本人にとても多い腰痛も、85%は原因不明と言われています。
多くの人は、病院を受診し「問題なし」と診断されます。
でも、痛みは取れません。
なんとか痛みを取りたくて、たくさんの病院を受診しても結果は同じ。
医師から「痛いはずはないのですがねぇ」なんて言われることもあります。
そのうち、「もしかして、私が勝手に痛みを作り出しているの?」
そんな風に思うこともあるかもしれません。
すると、自分は精神的に弱いとか、我慢が足りないとか、自分を責めてしまったり。
(私自身、いくら調べても原因が無い、健康そのもの!と様々な病院で言われるたびに
そう思っていました。)
何ということでしょう!
身体は「痛み」というシグナルを出しているのに、それを誰も分かってくれない。
自分自身も気のせいだと、シグナルを無視してしまうのです。
身体は、どんな時も間違いません!
あなたが痛いと感じるとき、身体はそうあなたにシグナルを出しているのです。
今の身体の使い方は間違いだよ!
今、心がとっても疲れているよ!
お願い、ゆっくり休んで欲しいの!
ほかにも、いろいろなメッセージが込められているでしょう。
まずは、自分自身がしっかりと「痛い」ということを肯定してあげること。
どんな風に痛みのシグナルを発しているかに気づいてあげること。
身体からのメッセージがあることに気づくことが、とても大切な一歩なのです。