2022-09-19

原因の分からない身体の痛みから楽になる方法 その⑧

夢中になること・楽しむ時間を持つこと

慢性的な痛みに悩んでいると、思いや考えも段々と悲観的なものになりがちですよね。

わたしもそうでしたし、今でも体調を大きく崩したときなどには悲観的になります。

そんな時にはまず、「この状態が永遠に続くわけではない」ことを思い出すようにしています。

そして、「夢中になること」「楽しむ時間を持つこと」「夢見ること」「想像すること」などを探したり

実践したりします。

以前から無意識にやっていたことでしたが、ある本を読んでとても感動したのです。

 

夢みること・想像すること

動きが脳を変える──活力と変化を生みだすニューロ・ムーブメント

想像力がすべてだ。それはこれから起こる人生を映しだす。アルベルト・アインシュタイン

夢みる人と、その人の夢は同一だ。夢のなかで具現化した力が世界を動かす。ジョセフ・キャンベル

「私たちの脳には、夢をみる力、無から新しい何かをつくりだす力があります。

夢をみるとき、想像するとき、脳の全体に明かりが灯り、何十億という新しい神経回路がつくられます。

夢みることと、想像することで脳に新しい回路をつくる力は、人間に与えられた究極の贈り物です。

この贈り物のおかげで、私たちは凝り固まった習慣や限界を超え、新しい現実と可能性を生みだすことができます。」

「動きが脳を変える 活力と変化を生みだす ニューロムーブメント」より抜粋・引用

 

私たち人間にとって、当たり前のように備わっているこの能力は

「人間に与えられた究極の贈り物」ともいえる素晴らしい能力なのだというこの文章を読んだとき

とても感動し、心が高揚しました♪

そしてそれは、私たちの脳神経回路を作ることにもなるのです!素晴らしいと思いませんか?!

もしも、夢みることや想像することを禁止されたとしたら・・・

恐ろしくつまらない人生になるのではないでしょうか。。。

 

イマジネーションの力

武井壮さんが大けがをした時の話をいつも思い出すようにしています。

彼はお医者様から一生歩けないと宣告されたけれど

「骨の図鑑」を熟読し、自分の骨がそのようになることを強く具体的に想像したようです

イメージトレーニングですね!

私たちのイメージする力は本当に強力です。

まさに限界を超えて新しい現実と可能性を生みだす実例ではないでしょうか。

 

わたしが具体的にしていること

私にはとても可愛がっている小さい甥っ子がおります。

その子の可愛い姿を思い出したり、言動を思い出したりします。

もうそれだけでニヤニヤしたり思い出し笑いをしてしまったりします(笑)

また、行ってみたい場所や食べてみたいもの、体調がよくなったら作ってみたいスイーツのことを考えたり

趣味で集めていた古い着物を解いて、半幅帯にリメイクしてみたらどうかな?なんて想像してみたり

これから学びたいことを、どの順番で受講しようかしら?などと計画したりしてみます。

一つずつ大切に集めた宝物の鉱石たちを眺めたり、握ったりなでたり、身体に乗せたりもします。

鉱石のクラスターの中に入り込む想像をしたりもします。

こういった、大好きな人やモノコトなどに思いを巡らせているとき

心はホワッとあったかで、ワクワクしています。

そして、気づくと少しずつ痛みが引いているということが多いです。

 

また、痛みの場所で、わたしの身体が外敵に対して戦っているところを想像してみたり

その外敵が、さーっと引いていくのを想像してみたりもします。

身体の中で、様々な修復が行われたり新しく生み出されたり

わたしなりのイメージではありますが、それらの働きを応援したり。

 

寝たまま、目を閉じたままで出来る小さな手の動きを、

極限まで小さくゆっくりとやってみたり。

その時に動いている筋肉や、身体の変化を観察してみたり

眼球の動きをゆっくりとする、フェルデンクライスのレッスンを

思い出してやってみたりもします。

この目の動きは、驚くほど首肩が楽になります。

また、身体の筋肉がちゃんと緩まっているのか、

どこかしらに緊張したり握りしめているような場所がないかを

探索したりすることもあります。

そうして、少しずつ身体全体が緩まっていくことをイメージしていきます。

 

もちろん!そんなことやる気が全く起こらないこともありますよ~^^

その時は、そんなわたしの味方になるようにしています。

何もしたくないよね!やってられないよねー。そうだそうだ!みたいに。

 

徹底的に絶望したりもしてみますが、

意外と徹底的に絶望のままで居続けることは難しいです。

(以前はよく、最悪のシナリオを考えうる限りシミュレーションしていましたが、最近はすっかりそんなことが無くなりました。)

 

喜びは良薬である

聖書の言葉にも「喜びにあふれた心は良い薬である」という言葉があります。

有名な賢王ソロモンの言葉です。

癌には笑うことがとても良いなんて言う話も有名ですよね。

「喜びや笑い」「夢見ることや想像すること」には副作用もなければお金を支払う必要もありません(^_-)-☆

 

痛みに苛まれながら喜びにあふれることは難しいけれど

少し想像の翼を広げて、あなたの大好きなものこと、人に楽しい思いを馳せたり

行ったことのない地に(エアで)旅行をしてみたり

面白い動画を見て笑ったり、可愛い動画を見てほっこりしたり

ぜひとも試してみてくださいね!

 

あなたの脳全体がさーっと明るく灯されて

神経回路が作らるところを想像してみてくださいね♬

私たちが持つ思いの力で、身体の回復力は大いに違ってきますよ^^

 

 

 

 

 

 

 

 

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