気づく(awareness)ことの価値
日々の暮らしの中で、わたしたちは様々な思考や動きをしています。
でも、そのほとんどが「自動操縦」になっていることに気づいていないかもしれません。
何か気がかりなことを考えているうちに、気づいたら目的地に着いていた。なんていう経験はないでしょうか?
日々行う慣れ切ったルーティンを行うときは、自動操縦になりやすいのです。
「気づき」にはとても大きな変化をもたらす力があります。
「0」だったものが「1」になる、無から有になる。それは大きな変化です。
その気づきを得るためには、自分の身体の感覚を観察する、感じることがとても助けになります。
まず手始めにこのブログを読み終わったら、身体の感覚に気づいてみませんか?
頭のてっぺんから、首、肩、背中や胸、お腹やお腰、お尻、太もも、足、足裏とゆっくりと意識を向けていきます。
今日はどんな感じがしますか?
何か心配事があって胸がモヤモヤしたり、喉に詰まる感じがあったりしますか?
または、楽しいことがあって胸が喜びで開けていく感じがありますか?
このブログを読んでイライラして、身体がギューッとなったり・・・していませんように!
何かで心が乱されたり不安な時などに
少し時間を取り分けて、自分の身体の感覚を味わってみましょう。
わたしの最近の気づきは、「ずっとずっと怒っていた」んだってこと。
小さい時から、それは仕方がないと諦めてきたことだったのですが
本当はとてもとても怒っていたんです。
その怒りはとても大きかったので閉じ込めてしまいたいと思うのも無理はないようなものでした。
その怒りと、それに伴う体感覚にしばし気づきを向けて・・・優しを向けて。
ゆっくりと溶けていきました。
(セラピーの中では、私がしっかりとホールドしながら進めていきますので
トラウマがある方でも安心してくださいね。)
自分に優しさを向ける第一歩でもある、「気づく」こと
ぜひトライしてみてくださいね。