2016年の9月、大型台風が迫る9月の三連休にEFT講座に参加しました。
いったいどんな人たちが学びに来てるんだろう?
三日間、一日7時間近い講座を身体が耐えられるかなぁ・・・。
期待と不安でドキドキしていました。
隣り合わせに座った同世代の女性は、心理の学びをたくさんしてこられた様子。
若い可愛らしい女性から、お母さん世代のような方、少ないけれど男性も数人いらっしゃいました。
様々な年代の、様々な背景を持つ方たちが集まっていることに安心しました。
テキストのはじめのほうに書かれているEFTについての説明が印象的でした。
『EFTは、針を使用せずに、感情を癒す鍼治療です。』
ワクワクします!
またこんな説明もありました。
感情とは、エネルギー(氣)である。
身体の中で流れが悪くなっていたエネルギー(氣)がスムーズに流れ、感情が解放されることにより身体的にも癒しがもたらされる。
確かに、誰かの怒りの感情に当てられるとか、喜びでいっぱいの人からは喜びのオーラが放たれていたり・・・そんな風に感じていたなぁ。と納得しました。
実技では、講師が参加者から希望者にデモセッションを行い、その後ペアになってお互いに練習しました。
タッピングしながら感情を感じることで、感情が流れていき無くなっていくなんて…
驚きでしたが、よく言われる「感情は感じ切ると消える」っていうのはこういうことなのかな、と納得しました。
心の痛み止め
このセミナーで一番衝撃を受け、心に残ったことは
『依存行為は心の痛み止め』であるということでした。
そんな風に考えたこともありませんでした。
何か感じたくない感情をごまかすために、感じなくて済むようにその行為をしている。
その心の痛みをケアすることもなく、依存行為だけをやめさせようとするのは
歯の治療をしないまま、痛み止めを飲むことを禁じているようなもの。
すぐに父のことを思いました。
どうしてもお酒を飲まずにいられなかったのは、「赤ちゃんの時に母親に捨てられた」「自分は不都合な存在だった」という痛みをずっとずっと感じていたからだったのだと、初めて心から理解できました。
それを考えると・・・
煙草やお酒、ギャンブル、お菓子、いろんな「やめられないもの」があります。
根本原因である心の痛みをケアせず禁止すれば、ほかの何かに形を変えるだけなのかもしれない。
とても大きな気づきでした。