2022-01-23

線維筋痛症の痛みと「やめられなかったこと」

私にも止められずに困っていたことがありました。

大好きな「お洋服を買う」ことです。

頻繁に分不相応な高価なお洋服を買ってしまうのです。

 

支払いは24回まで分割無料、しかも1回目を4か月後にスキップできますよ~♪

というショップの戦略?にまんまと嵌まり、パートのお給料を沢山たくさんつぎ込んでいました。

(そんな感じなので、EFTセミナーに参加するにも受講料の工面が大変でした💦)

 

有名な高級ブランドを身に着けたかったわけではありません。

実際そのショップで扱っていたのは華々しい有名ブランドよりも、一人のデザイナーがテキスタイルからすべて手仕事で仕上げている、アルチザンの逸品のようなものを数多く扱っていました。

わたしにとっては、「素材の良さ」「テキスタイルの素敵さ」「極上の肌触り」「着心地の良さ」が最重要でした。

そんなお洋服に出会って、触ったり試着したりしているととにかく癒されるのです。

縮んでキューっとなっていた胸が開かれていくような解放感や安心感を感じられます。

 

でも・・・買ってしまった後で罪悪感に駆られます。

パート代をこんなに自分のものに使うこと。またローンを組んでしまったこと。

苦しくてやめたいのに、何度決意してもどうしても、どうしてもショップに行ってしまう。

どうしても癒される素材のお洋服を買わずにいられない。その繰り返しでした。

わたしは洋服大好き病なんだと思っていました(笑)

 

このセミナーでの学びによって、お洋服大好き病ではなくて

「身体と心の痛み」の痛み止めとしてお洋服を買うのをやめられなかったんだ!と気づきました。

思い返してみると、そのショップで洋服を見て触って、素敵だなぁと思っていると身体の痛みや強い倦怠感が消えていました。

いじめのようなことを経験していた10年の間も、どんなに心が塞いでいてもお洋服を見れば心がときめきました。

意識してはいませんでしたが、確実に痛み止めとして使っていたのだと納得しました。

 

そして、思い出したのは小さい頃のことです。

わたしが小学生くらいまで、母はよく良い生地をどこかで安く調達してきてはワンピースやスカート等いろんなお洋服を作ってくれていたものでした。

2~3歳のころ大好きだったグリーン地に小さな黒い水玉のシフォン生地のパフスリーブのワンピース。

妹とおそろいのタータンチェックのプリーツスカートとベストのセットアップ。

白地に青や黄色の水彩画風の大きな花柄のノースリーブワンピースetc・・・

お洋服が仕上がって、初めて袖を通すときのウキウキした嬉しい気持ちは忘れることがありません。

その時と同じような幸福感を、お洋服を買ったり着たりすることで感じていたなぁと思いました。

お洋服に癒されるはずです。

 

このセミナーでの学びを通して、お洋服を買うのをやめられなかったのは

身体と心の「痛み」によるものだと気付いたことで大きな変化がありました。

 

なんと!この時から丸二年間、そのショップに行くことがありませんでした。

すごく我慢していたわけでもなく、行かなくても大丈夫になったのです。

今現在は、たまに気が向いたときに覗きに行きますが、以前のような買い方は全くしなくなりました。

今でも衣食住の中で一番好きなのは「衣」ですけれど、分不相応なものを買って苦しむことはもうありません。

 

自分の「痛み」が、痛み止め(依存行為)を必要としているほどであるということに「気づく」だけでも、その痛み止めが必要なくなることがある

「気づく」ことが「癒し」への大切な一歩だと理解することができた、とても大切な経験でした。

 

EFTを学んだことで、さらに心理セラピーや心についての学びを深めていきたい!と思うようになりました。

そして、心理セラピストになりたい!と本気で思うようになりました。

 

 

 

 

 

 

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