20代半ばから30代にかけて、精神的にとてもつらい状況にありました。
属していたある団体の中でどうしても看過できない事柄があり、思い切って発言したことで集団いじめのようなことが続きました。
問題解決まで6年ほどかかりました。
問題が解決した途端、わたしの体の痛みはより一層強くなってきました。
眠れないことも多くなりました。
精神的に戦闘態勢で居た時には、交感神経が過覚醒状態で痛みを感じている暇も無かったのでしょう。
平和な状態に戻り、神経系が少し落ち着いてきたときに初めてたくさんの傷を負っていたことに気がつきました。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)であったと思います。
この頃から、こころと身体は一体であると強く感じるようになりました。
身体の症状だけを見ていっても、治ることはないんだとずっと子供のころから感じていたことも思い出しました。
「母が苦しむときに私も一緒に苦しむ」ことをしていた時、身体がズキズキしていたこと。
誰かの悲しみを一緒に感じると、呼吸が苦しくなったり心臓が絞られるようだったこと。
いつも不安で呼吸が浅かったこと。
自分の気持ちを抑えるとき、いつも喉に実体のない塊があったこと。
これらはすべて、感情と連動していたこと。
心や体のことを学ぶうちに「体は絶対に間違えない」ということを確信するようになりました。
病気や症状は身体がおかしくなったのではない。
私の内面が苦しかったから、身体はたくさんの症状をだしていた。
ただそれだけだったのです。素直な反応でした。
食べ物や生活習慣すべてにかかわってくることなので、心だけではもちろんありません。
身体は生存のために正しく反応しているにすぎないのです。