今年のGWは念願だった「無重力着付け®」を学びに京都まで行ってきました。
え?無重力着付けって何??と不思議に思いますよね。
こちらです↓↓↓
https://ameblo.jp/marikoji-style/entry-12508407253.html
以前から着物は好きで、自己流で着て出かけたりしていましたが、
ここ数年はしんどいなぁ。。。となかなか着物に手が伸びませんでした。
いくら楽に着てみたところで、やっぱり苦しかったり肩が凝ったり・・・。
でも、ずっと不思議に思っていたことがありました。
昔の日本人は日常着として着物を着ていたわけです。野良仕事だって家事だってしていましたし
寝るときは浴衣でした。
こんなにしんどくって、そんなことできるの?
本当は、わたしの(現代の)着方が間違っているんじゃないだろうか?
そんな疑問を吹き飛ばすような、無常力着付けのキャッチフレーズ
「さぁ、洋服を脱ごう」「浴衣を着て寝よう」「波平生活してみませんか?」
とても強く惹かれました。
無重力着付けの方法で浴衣を着るとき、鏡を全く見ることはありません。
それなのに、丁度よく衣文は抜けるし、襟の角度も良いし、帯は苦しくないのです。
なんというか、包帯を巻いてもらったような感じというのか、布でラッピングされて保護されている感じ。
背筋はピシッと心地よく伸びて、でも無理な力は入りません。
京都での講座の日から10日ほどたちますが、毎日浴衣を着て寝ているのですが
驚いたことに、起床時の腰痛が無くなりました! 起床時の首の痛みもなくなっています!
朝からスッスッと、とてもスムーズに動けるのです。
無重力着付け®の田中千衣子先生がおっしゃるように、
着物は日本人の体を保護し矯正するように出来ているのではないかと思います。
身体に痛みを抱えている人は(私もそうですが)、ほとんどの場合姿勢や骨格も崩れてしまっています。
反り腰、前肩、巻き肩、スマホ首etc・・・
冷えている人も多いですよね。
これらが、浴衣で寝るだけで(無重力着付けの方法でね)改善していくって素晴らしい!と感動しています。
日中はお仕事などで着物生活が難しくても、人生の1/3を占めている睡眠の時間を浴衣で過ごすことで身体が変えられると考えたら?
やってみる価値ありですよね^^
痛みがある人、疲れが抜けない人にこそ体験してほしいです。
この講座の中では、6時間くらいは浴衣を着たまま過ごします。
ご飯を食べたり、お昼寝したり、お手洗いに行ったりという日常の動きをします。
また、和と洋の身体の使い方の違いや空間の認識の違いなど、目から鱗のお話がたくさんでした!
私が一番感動したのが、お着物を着ているときの体の使い方は「関節」を使うということでした。
下駄を履いて歩く時も筋肉ではなく関節重視です。
これが、身体を痛めない動きだということを美姿勢の先生がおっしゃっていたことを思い出しました。
身体を整えるために「無重力着付け®」での着物生活、これから自分人体実験を重ねていきますね♪♪
すべての日本人に、そして体に不調を抱えている方に特におすすめです^^