2023-04-29

「糖」は悪者なのか

「お砂糖には中毒性があるから危険」「お砂糖は麻薬と同じ」

「白砂糖は身体を冷やすから良くない」

「お砂糖を食べすぎるとキレやすい子になるらしいよ」

「痛みが出やすい体になるよ

健康に気を付けていらっしゃる方なら、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

斯くいう私も、以前はそう信じて避けなければ!と思っていました。

なぜそう信じていたのか?

健康系の雑誌に書いているし、甘いものって人間を虜にするよね~っていうイメージがあったから。

なんともふわっとしたものでした。

 

では、本当のところはどうなのでしょうか?

お砂糖をやめてから花粉症も良くなったよ!とか、体調がとても良くなったよ!という方もいらっしゃいます。

そんな方たちが摂るのをやめたのは純粋に「糖」なのでしょうか?

それとも所謂「甘いもの全般」なのでしょうか?

 

コンビニスイーツや、清涼飲料水やスナック菓子やチョコレートなどなどを「お砂糖」や「糖」と表現していることは少なくありません。

 

それらは、純粋に「糖」なのかといえば・・・違いますよね

そこには、小麦粉や植物油脂、その他たくさんの添加物が入っているのです。

そしてそして、それらの甘さは「お砂糖」ですらないことがとても多いのです。

「果糖ぶどう糖液糖」「ぶどう糖果糖液糖」「高果糖液糖」、「異性化液糖」と表示されていることもあります。

これらは、お砂糖よりもずっと甘みが強く、ずっと安価なので重宝されます。

そして、原料は「トウモロコシ」遺伝子組み換え作物であることが圧倒的に多いでしょう。

その危険性はここでは触れませんが・・・

 

ではでは、「お砂糖」や「純粋な糖」は身体にどんな影響があるのでしょう?

小学生の頃に家庭科で学んだ「三大栄養素」は『糖質』『脂質』『タンパク質』でしたよね?

三大栄養素、生存に欠かすことのできない大切なものなのです。

そして「糖」が担う役割は「エネルギー」を作ること。

「糖」を原料とするとき、最も効率的にクリーンにエネルギーを生みだせるのです。

子供たちが、甘いものが大好きなのは当然ですね^^

どんどん成長していくとき、エネルギッシュに動き回る子供たちこそ「良質な糖」が必要です!

 

そして意外かもしれませんが

お砂糖は「お薬」として古くから用いられてきました。

薬膳でも痛みの緩和、冷やしたり、温めたり、湿度を与えたりと状態によって使い分けられています。

ちゃんと効能があるのですよね^^

 

わたしも含め、きっと誰しも体感していることだと思うのですが

とーっても疲れた時や、ストレスが大きい時に

ちょっと甘いものでお茶をすると、はぁ(*´Д`)生き返った! ってなりませんか?

または、根詰め作業が終わった後「甘いものが欲しいっ!」

すごく心配事が多い時も、なにか甘いものが欲しくなる。

自然に体はエネルギー補給のために糖を欲しています。

 

そんなとき、ひとさじのハチミツや、フルール、黒糖、丁寧に作られたお菓子は強い味方になってくれます。

特にハチミツは、その栄養素のコンビネーションが素晴らしくて、代謝分解する必要なくすぐにエネルギーとなってくれます。(品質はとても大切!)

 

わたしも4年ほど生活の中にハチミツを取り入れて、効果を実感する日々です。

そしてプラスαであることを決意して生活し始めたら。。。とっても変化しましたので

それはまた次回に書きますね。

 

心理セラピストなのに、栄養のことばかりだと思われる方がいらっしゃるかもですが

心と身体は別々ではなく、一体なのですよね。

エネルギーが枯渇していて、心は元気いっぱい!^^! なんてことは難しい。

自律神経のバランスもバッチリです! という方がエネルギーが足りませんーなんてことも無いでしょう?

 

肉体を持った存在である私たちは、両方にアプローチするのがとっても大切だとここ数年実感している次第です。

 

 

糖のこと、ハチミツのことが知りたい!という方には、とってもおすすめの一冊

ご興味がある方にはぜひ読んでいただきたいです(#^.^#)

(amazonより画像お借りしました)

 

 

 

 

 

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